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iPhoneのアラームが鳴らない時がある?確認したい7つのポイント

iPhoneのアラームを設定したのに、鳴らないことがあると困りますよね。朝の目覚ましや大切な予定を逃してしまう原因にもなるため、確実にアラームが鳴る状態にしておきたいものです。

実は、iPhoneのアラームが鳴らない原因にはいくつかのパターンがあります。消音モードや音量設定、アラームのサウンド設定など、ちょっとした設定ミスが影響しているケースも少なくありません。また、iOSのアップデートや特定の機能がアラームの動作に関わっている可能性もあります。

本記事では、iPhoneのアラームが鳴らない時がある?確認したい7つのポイントを詳しく解説し、それぞれの原因に応じた対処法も紹介します。アラームが正常に鳴るように設定を見直し、安心して使えるようにしましょう。

この記事で分かること

  1. iPhoneのアラームが鳴らない主な原因と対策
  2. 消音モードや音量設定の影響について
  3. スタンバイモードや画面注視機能がアラームに与える影響
  4. iOSの設定やアップデートによるアラーム不具合の対処法

iPhoneのアラームが鳴らない時に確認したい7つのポイント

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iPhoneの「消音モード」がオンになっている

iPhoneの消音モードがオンになっていると、アラーム音が鳴らないことがあります。消音モードは、サイドボタンのスイッチで簡単に切り替えられるため、気づかないうちにオンになっている可能性があります。

この設定が影響する理由は、消音モードでは着信音や通知音がオフになるからです。通常、アラームはこの設定の影響を受けませんが、特定の条件下では音が小さくなることがあります。

サイドスイッチの位置を確認し、オレンジ色のマークが見えている場合は消音モードが有効になっています。この場合はスイッチを反対側に戻し、再度アラームを設定して動作を確認してください。また、コントロールセンターの「ベル」アイコンからも消音モードの状態をチェックできます。

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音量設定が小さくなっている・ミュートになっている

iPhoneの音量設定が小さくなっていたり、ミュートになっていると、アラームが聞こえないことがあります。特に、サウンド設定が変更されたまま気づかないことが原因となることもあります。

この問題が起こるのは、アラーム音量がメディア音量とは別に設定されているためです。音量ボタンで調整できるのは主にメディアの音量ですが、アラーム音量は「設定」アプリの「サウンドと触覚」から調整しなければなりません。

対策として、設定画面を開き「着信音と通知音」のスライダーを適切な音量に調整してください。加えて、「ボタンで変更」オプションがオンになっている場合は、誤って音量が下げられていないか確認することも重要です。

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アラーム音が設定されていない

アラームの音が設定されていないと、iPhoneは正しくアラームを作動させても音が鳴らないことがあります。アラームの音量は正常でも、サウンド設定が「なし」になっていると、バイブレーションのみの動作となり、気づかないまま過ごしてしまうこともあります。

この問題が起こるのは、アラームを設定する際に「サウンド」を選択しないと、自動的に「なし」の状態になることがあるためです。特に、以前のアラーム設定をコピーして使用した場合に、意図せずサウンドがオフになっているケースが考えられます。

対策として、時計アプリの「アラーム」タブを開き、設定したアラームを編集してください。「サウンド」の項目を確認し、着信音の一覧から好みの音を選びます。また、音量が適切かも合わせて確認しておくと安心です。

スタンバイモードが影響している

iPhoneのスタンバイモードが有効になっていると、アラームの音が正しく鳴らないことがあります。

このモードは、iOS 17以降で追加された機能で、充電中にiPhoneを横向きにすると画面が時計やカレンダーの表示に切り替わるものです。スタンバイモードがオンの状態では、通知の制限がかかることがあり、アラーム音も通常より小さくなったり鳴らなかったりする可能性があります。

この問題を防ぐには、設定を見直すことが大切です。【設定】→【スタンバイ】の順に進み、「通知を表示」をオンにするか、必要に応じてスタンバイモード自体をオフにすると、アラームが正常に機能しやすくなります。

アラームの時刻設定・曜日設定が間違っている

アラームの時刻や曜日の設定が間違っていると、予定通りに鳴らないことがあります。特に、平日・休日でアラームの設定を分けている場合や、手動で設定を変更した際に誤った時間を入力してしまうケースが考えられます。

この問題が起こる理由は、アラームの繰り返し設定やAM・PMの選択ミスが影響していることが多いためです。また、アラームをオフにしたまま忘れてしまうことや、特定の曜日にのみ設定されているために鳴らないこともあります。

解決策として、時計アプリの「アラーム」タブを開き、設定したアラームの時刻や曜日を確認してください。特に、24時間表示ではなく12時間表示にしている場合は、AM・PMの確認も重要です。また、必要に応じて「繰り返し」の設定を適切に変更し、特定の曜日に限定されていないか確認するとよいでしょう。

有線のイヤホンをつないだままになっている

有線イヤホンが接続されたままだと、アラーム音がイヤホンからのみ再生され、スピーカーから音が出ないことがあります。特に、イヤホンを抜いた後でもiPhoneが誤ってイヤホンが接続されていると認識している場合、アラームが無音になる可能性があります。

この問題が発生するのは、iPhoneが出力先をイヤホンと認識し続けているためです。特に、Lightning端子や3.5mmイヤホンジャックを使用する有線イヤホンでは、このような誤作動が発生しやすい傾向があります。

対策として、イヤホンを抜いた後にボリュームボタンを押し、音量表示がスピーカーになっているか確認してください。イヤホンを抜き差ししたり、Bluetooth接続のオーディオ機器をオフにすることも有効です。また、iPhoneを再起動することで、誤認識が解消される場合もあります。

画面注視機能を確認する

画面注視認識機能は、iPhone X以降のモデルに搭載されている「TrueDepthカメラ」を活用し、ユーザーの視線を検知する機能です。

この機能が有効になっていると、iPhoneが目の動きを認識し、画面を見つめていると判断した場合にアラーム音や通知音の音量が自動的に小さくなります。

アラームをセットしている際に画面を見続けることはあまりないかもしれませんが、念のためこの機能をオフにしておくと、アラームの音量が下がる心配がなくなります。

【設定】→【アクセシビリティ】→【Face IDと注視】→【画面注視認識機能】

なお、Face IDを使用していない場合(パスコード認証を利用している場合)、この機能はデフォルトでオフになっています。

iPhoneアラームが鳴らない時の対処法

消音モードと音量設定を確認する

消音モードがオンになっていると、アラームが正常に作動しても音が出ないことがあります。また、音量が極端に小さい場合も、アラームの音に気づかないことがあります。特に、消音モードと着信音量は別の設定になっているため、それぞれを個別に確認することが大切です。

iPhoneの側面にある消音スイッチがオンになっていると、着信音や通知音がミュートされるため、アラームも影響を受ける場合があります。また、設定アプリ内の「サウンドと触覚」から、アラーム音量が最小になっていないかチェックしてください。

対策として、まず消音スイッチがオフになっていることを確認し、音量ボタンを押してアラームの音量が十分に設定されているかチェックしましょう。さらに、「設定」アプリの「サウンドと触覚」内で「ボタンで変更」をオフにすると、アラーム音量が誤って変更されるリスクを減らせます。

アラーム音の設定を見直す

アラーム音が正しく設定されていないと、アラームが鳴らない、またはバイブレーションのみになってしまうことがあります。特に、「なし」が選択されている場合は、アラームが無音になるため注意が必要です。

この問題が発生するのは、アラームを新規作成する際に誤って「サウンドなし」を選んでしまったり、以前のアラーム設定をコピーする際に音が引き継がれなかったりするためです。

解決策として、時計アプリの「アラーム」タブを開き、各アラームの「サウンド」設定を確認しましょう。適切な音が選ばれているか、ボリュームが十分であるかをチェックし、必要に応じてアラーム音を変更するとよいでしょう。

iOSの最新アップデートを適用する

iPhoneのiOSが古いバージョンのままだと、アラームに関する不具合が発生することがあります。Appleは定期的にバグ修正を行っているため、最新のiOSにアップデートすることで、アラームが正常に鳴るようになる可能性があります。

この問題が発生するのは、特定のiOSバージョンにアラームの不具合が含まれている場合や、アプリのバグが影響しているためです。特に、過去には特定のiOSアップデート後にアラームが鳴らない問題が報告されたことがあります。

対策として、「設定」アプリを開き、「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、最新のiOSがリリースされているか確認しましょう。アップデートが可能な場合は、インストールを行い、アラームの動作をチェックしてください。

まとめ

  • iPhoneの消音モードがオンになっているとアラーム音が鳴らないことがある
  • アラーム音量とメディア音量は別設定のため、音量が小さいと気づきにくい
  • アラームのサウンドが「なし」になっていると無音で動作する
  • スタンバイモードが有効だとアラーム音が小さくなる可能性がある
  • アラームの時刻や曜日の設定ミスにより鳴らないことがある
  • 有線イヤホンが接続されているとスピーカーから音が出ない場合がある
  • iOSの不具合が影響することがあるため最新アップデートの適用が必要

いかがでしたか?目覚ましとしてアラームを設定しているのに、鳴らないと困りますよね。アラームはならない時の解決にお役に立てると幸いです。最後までお読みいただき有難うございました。

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