
iPhone17に機種変更したあと、Apple Watchがペアリングできないと焦りますよね。あなたの手元でも、ペアリング画面で止まる、Apple Watchが見つからない、途中で最初からやり直しになる…みたいな状況かも。
この手のトラブルは、旧iPhoneのペアリング解除忘れや、iOS26とwatchOSの相性、BluetoothやWi-Fiの一時的な不具合、アクティベーションロック、二要素認証の未設定、クイックスタート移行の引き継ぎ失敗、最新のアカウントセキュリティが必要といった表示が原因で起きやすいです。
この記事では、原因の切り分けから、手動ペアリングやリセットを含む現実的な解決手順まで、順番にまとめます。やること自体は難しくないので、落ち着いて一つずついきましょう。
この記事で分かること
- iPhone17でペアリングできない原因の切り分け
- 旧iPhoneや移行方法が絡む落とし穴
- リセット・再設定まで含めた解決手順
- セキュリティ要件や通信トラブルの対処
iPhone17でAppleWatchがペアリングできないときに多い原因
ここでは「なぜ起きるのか」を先に整理します。原因が分かると、ムダに初期化しなくて済むことも多いですよ。

旧iPhoneのペアリング解除忘れ
いちばん多いのがこれです。Apple Watchは基本的に「前のiPhoneと紐づいたまま」だと、新しいiPhone17へ素直に乗り換えできません」
特にやりがちなのが、iPhoneのデータ移行だけ先に済ませて、Apple Watchの引き継ぎを後回しにしてしまうパターン。旧iPhone側でペアリング解除が済んでいないと、Watchは旧端末を探し続けたり、iPhone17側で検出が不安定になったりします。
私のおすすめの確認ポイント
- 旧iPhoneが手元にあるなら、まずは旧iPhoneのWatchアプリでペアリング解除
- 旧iPhoneが近くにある場合は、作業中だけでも電源オフにして干渉を減らす
旧iPhoneが手元にない場合でも対処はできますが、その場合は後半で話す「アクティベーションロック」まわりが重要になってきます。
iOSやwatchOSの対応不足
iPhone17は新しいiOS(たとえばiOS26系)で動いていることが多いので、Apple Watch側のwatchOSが古いと、そもそもペアリングの入口で詰まりやすいです。
この手の相性問題は、「iPhoneは新しいのに、WatchのOSが古い」ときに起きやすいですね。旧iPhoneとつながっているうちにwatchOSを上げておくのが理想です。
豆知識
Apple Watchの世代によっては、最新watchOSまで上げられないモデルもあります。上げられる範囲で最終バージョンまで更新しておくのが安全です。
また、iPhone側も発売直後の初期バージョンで不安定なことがあります。まずiPhone17のiOSを最新にしてから試すのが近道です。
iOSアップデートや設定トラブルが絡むときは、サイト内のこちらも参考になります
BluetoothやWi-Fiの接続トラブル
ペアリングは主にBluetoothで進みますが、初期設定中に認証や更新が入るとWi-Fi(またはモバイル通信)も絡みます。なので、BluetoothとWi-Fiのどちらかが不安定だと、途中で止まったり、Apple Watchが見つからない状態になったりします。
私が現場でよく見るのは、「Bluetoothはオンだけど、内部的に掴み直しができていない」みたいな状態。こうなると、表示は正常に見えても接続だけが進みません。
まず試したい手順(順番が大事)
- iPhoneのWi-Fiをオフ
- iPhoneのBluetoothをオフ
- Bluetoothをオンに戻す
- 最後にWi-Fiをオンに戻す
それでもダメなら、iPhoneとApple Watch両方の再起動までセットでやると直ることがあります。通信系は「再起動が最強」な場面、普通にあります。
Apple IDのセキュリティ設定
ペアリングや復元の途中で、Apple ID(最近はApple Accountと呼ばれることもあります)の確認が入ります。このときセキュリティ設定が不足していると、先に進めなくなることがあります。
とくに注意したいのが、二要素認証が未設定だったり、古い方式のまま運用していたりするケース。iPhone側は動いていても、Apple Watchの初期設定で厳しめにチェックされることがあるんですよね。
注意
- セキュリティ設定はアカウント運用に直結します。設定変更に不安がある場合は、公式の案内を確認しつつ、最終的な判断はご自身で行ってください。
- 正確な条件や最新の仕様は変更されることがあるので、最終的には公式情報も必ず確認しておくのがおすすめです。
データ移行時の引き継ぎ失敗
クイックスタートやバックアップ復元は便利なんですが、Apple Watchの引き継ぎがうまく噛み合わないことがあります。特に、旧iPhoneが近くにある状態で作業すると、Watchが旧端末へ戻ろうとして混乱しやすいです。
このパターンは、「ペアリングはできるけど、復元や設定のところで落ちる」みたいな挙動になりがち。見た目は進んでいるのに、最後のところで戻される感じですね。
切り分けのコツ
- 旧iPhoneがあるなら、作業中だけ電源オフ
- 一度“新しいWatchとして設定”で通るか確認
- 通ったあとにバックアップ復元へ切り替える
復元にこだわって何回も沼るより、まずは新規でつながる状態を作ってから、必要に応じて復元へ戻すほうが結果的に早いことが多いです。
iPhone17でAppleWatchがペアリングできない場合の対処法
ここからは実際の手順です。上から順に試すと、余計な初期化を避けやすいです。

AppleWatchをリセットして再設定
どうしても進まないときは、Apple Watchのリセット(消去)で状況がガラッと変わることがあります。特に「旧iPhoneが手元にない」「ペアリング情報が残ってそう」なときは有効です。
注意
リセットするとApple Watch内の設定は初期化されます。ウォレット(Suicaやカード)などは再設定が必要になる場合があります。重要データが絡む場合は、事前に公式案内も確認してください。
また、旧iPhoneなしで消去した場合でも、Apple Watchはアクティベーションロックで保護されます。つまり、以前使っていたApple AccountのIDとパスワードが必要になるので、そこだけは事前に準備しておくのが安全です。
二要素認証をオンにする
途中で「最新のアカウントセキュリティが必要」と出て止まるタイプは、二要素認証がカギになることが多いです。iPhone17側でApple Accountの「サインインとセキュリティ」を開いて、二要素認証が有効か確認してみてください。
ここは、やると一気に通るケースがある一方で、アカウントの運用に影響する設定でもあります。家族で共用しているアカウントや、古いメールアドレス運用など事情がある人は、無理に進めず公式のヘルプも確認しながら進めるのが安心です。
私の体感
ペアリング“だけ”できて、復元や設定で止まるときは、セキュリティ要件が原因になっていることが多いですよ。
通信設定をリフレッシュする
ペアリングで固まる、見つからない、認識が不安定…このあたりは通信リフレッシュが効くことが多いです。
まずは前半で紹介した「Wi-Fiオフ→Bluetoothオフ→Bluetoothオン→Wi-Fiオン」の順番を試してください。次に、Apple Watch側も機内モードのオンオフや再起動で掴み直しができます。
それでも改善しない場合は、iPhoneの「ネットワーク設定のリセット」が候補に上がりますが、Wi-Fiパスワードなどが消えるので、次の見出しで注意点を読んでからがいいかなと思います。
手動ペアリングや再起動
自動のカメラ読み取りがうまくいかないときは、手動ペアリングが意外と効きます。Apple Watch側に表示される「i」マークからコードを出して、iPhone17のWatchアプリで手動入力する流れですね。
あと、地味に強いのが再起動です。iPhoneとApple Watchの両方を再起動してから、もう一度ペアリングをやり直すだけで通ることがあります。
私がよくやる“最短ルート”
- 旧iPhoneが近くにあるなら電源オフ
- iPhoneとApple Watchを再起動
- 手動ペアリングで接続を試す
この3点セットで改善するケース、けっこうありますよ。
iPhone17でAppleWatchがペアリングできない時のまとめ
iPhone17でApple Watchがペアリングできないときは、原因が「旧iPhoneの紐づけ」「OSの相性」「BluetoothやWi-Fi」「Apple Accountのセキュリティ要件」「移行の噛み合わせ」のどれかに集約されることが多いです。
まずは旧iPhoneのペアリング解除と、iOS・watchOSの更新状況をチェック。次に通信のリフレッシュと再起動、ダメなら手動ペアリング。それでも進まない場合は、Apple Watchのリセットと二要素認証の見直しが効く可能性があります。
最後に大事なこと
手順や仕様はアップデートで変わることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。作業に不安がある場合や、何度試しても改善しない場合は、最終的な判断は専門家(Appleサポートや正規店)にご相談ください。
いかがでしたか?
iPhone17でAppleWatchがペアリングできない時の参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。
